子供にもわかりやすい宇宙や星についてのお話

なるべく簡単にわかりやすく宇宙や星について紹介していくブログです。

水星ってどんな星?

太陽系で1番太陽に近い惑星水星

f:id:big-planet:20200706223232p:image

水星と名前が付いているのに実は水星に水は全くありません‼️

太陽に1番近いところを回っているのでカラカラで、

石の塊みたいな惑星です。

英名はマーキュリー

ローマ神話の商業と盗賊の守護神メルクリウス(Mercury)からとられた名前です。

 

太陽から1番近いですが約5800万キロ離れています。

 

水星の直径は4880キロ

地球の5分の2くらいの大きさです。

月より少し大きいくらい😅

 

水星の質量は地球の0.05527倍

地球よりもだいぶ軽いです。

 

水星が地球に1番近い時の距離は9150万キロ

1番遠い時は2億850万キロ

となります。

 

大気がほぼ無く隕石が落ちまくってクレーターだらけの見た目をしています。

まさに月に似ていますね。

 

水星は太陽に面している側と面していない側の温度差が凄い星と言われています。

太陽側の面、地球で言えば昼の時間は表面温度が約

500度まで上がります。

一転して太陽に面していない面、地球で言えば夜の時間はマイナス160度まで下がります。

こんな温度では人間は絶対生きていけませんね😱

 

水星は88日で太陽を一周します。つまり1年が88にという事です。

また、一回転するのに59日かかります。

太陽の周りを回りながら自転してるので、朝、太陽がのぼって日が暮れて夜になり、また太陽がのぼるまで176日かかります‼️

ようは1年経っても1日経ってないという意味のわからない状態😅

 

水星の構造は

中心核・マントル・地殻の三層になっているとされています。
構造は地球に似ていますね😊

ただ、水星はマントルの深さが地表から600キロメートル程度で半径の4分の1くらいの深さしかなく、中心核の割合が非常に大きいと考えられています。

 

水星は太陽から1番近い惑星ということもあり探索機を送るのが困難な惑星で、数少ない探索しか行われていませんでした。

しかし、2018年に日本の宇宙航空研究開発機構欧州宇宙機関の共同で水星探索機ベピ・コロンボが打ち上げられ、絶賛水星に向かっています‼️

f:id:big-planet:20200706233029j:image

近い将来、人類が度肝を抜く水星の新たな発見があるかもしれませんね😆