子供にもわかりやすい宇宙や星についてのお話

なるべく簡単にわかりやすく宇宙や星について紹介していくブログです。

謎の天体ブラックホールってなんなの!?

誰もが1度は聞いたことが有るであろう天体、ブラックホール

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今日は宇宙の謎の天体ブラックホールについて話したいと思います😆

 

ブラックホールは中心の密度がものすごく高く、重力が強すぎて、光ですらその重力により吸い込まれてしまう宇宙の天体のことです。

 

ブラックホールは光が吸い込まれてしまうのでどんな色や形か直接見られないため、黒い丸の絵で表現されがちです😅

 

ブラックホールはどうやってできるの?

恒星がその生涯を終えるとき、超新星爆発という大爆発を起こします。

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その時に星の中心は自分の重みに耐えられなくなり、重力崩壊を起こします。

ようは自分の重みに潰されていくイメージです😅

中心にどんどん圧縮されていき、最終的にブラックホールになるとされています。

ブラックホール化するには太陽の30倍以上の質量が必要と考えられています。

 

ブラックホールの構造

ブラックホールの中心には特異点と言われる重力が無限になっている部分があます。

ブラックホールの外側には光が脱出できるぎりぎりの距離にある事象の地平面があります。

事象の地平面よりも内側に入ると巨大な重力によって光は外には出られなくなるので、事象の地平面より内側は黒く見えます。

事象の地平面を越えると絶対に戻れず、特異点まで落ちていきます。

そして、特異点から事象の地平面までの距離をシュヴァルツシルト半径と言います。

 

ブラックホールに吸い込まれたらどうなるの?

これを答えるのは2方面から答える必要があります。

1つ目はブラックホールに吸い込まれていく人を見ている側からです。

吸い込まれていく人は事象の地平面に向かって徐々に加速しながら近づいていきます。ブラックホールに近づくにつれ、身体が伸びたり歪んだりして見えるようになり、そして事象の地平面に近づいていくと、次は動きが徐々にスローになっていきます。

そして事象の地平面に到着すると身体が歪んだ状態で一時停止ボタンを押したかのようにピタッと止まって見えると考えられています。

 

2つ目はブラックホールに吸い込まれていく人間側です。

外側から見たように身体が歪むこともなく、時間がスローになったり、身体が燃えたりといったこともないそうです。

ブラックホールに向けて落下していき本人が重力を感じることもないとされています。

そして事象の地平面を超えていくと頭と足にかかる重力が大きく異なってくるので、パスタの麺のように体が縦に伸ばされながら特異点に向かって吸い込まれていきます😱

 

 

ブラックホールは観測できる宇宙の範囲内に1000億個以上はあると言われています‼️

それでも地球の近くには存在しないんですから宇宙は本当に広大ですね😊