彗星(すいせい)とはどんな星?
夜空に尻尾をつけて見られる星、彗星
今日彗星とはどんな星なのかについて話したいと思います😊
彗星は英語ではコメットと呼ばれます。
よく彗星は流星のように一瞬で消える流れ星と混同されますが全く違います‼️
彗星は地球や他の惑星と同じように太陽の周りを回っている天体です。
彗星は小惑星と似た分類になります。
彗星は他の星々と同じように夜空に尻尾をつけながら留まって見える星です。
何故彗星に尻尾があるのかを説明します😊
彗星は氷や岩石質および有機質の塵を含んでいる核でできている星です。汚れた雪玉のようなイメージです。
そんな彗星が太陽に近いところに来た時に太陽から放射される熱によってその表面が蒸発し始めます。
それに伴って発生したガスや塵が彗星の周りを包み込みます。
そして、太陽からの放射圧と太陽風により、そのガスや塵が太陽と反対側の方向に流されて尻尾が形成されます。
これが尻尾の正体です😆
太陽から遠く離れている時はとても冷たいので核が凍りついていて尻尾はなく公転しています。
実は彗星の尻尾は2つに分かれています。
ダストテイル(塵の尻尾)という、塵や金属から構成された白っぽい尻尾
イオンテイル(イオンの尻尾)
またはプラズマテイルという、イオン化されたガスで構成される青っぽい尻尾
彗星の大きさ
彗星の標準的な直径は1〜10キロ程度です。
小さなものでは数十メートル、非常に大きいものでは稀に50キロほどに達するものもあります。
彗星は自らの重力で球形になるには質量が足りないため、不規則な形をしているものばかりです。
彗星の公転周期
彗星は太陽のまわりを楕円形に細長く回っているものや、太陽に近いて2度と戻ってこないものもあります。
3.3年という短い周期で一周するものや何千年、何万年と長いものもあります。
ちなみにこのブログを書いている、本日見られるとされるネオワイズ彗星は次に見られるのは5000年後とされています😱
彗星は太陽に近づくごとに蒸発してガスや塵が噴出していき、いつかは消滅してしまいます。
何年もかけて私たちの前に現れて消えていき、また数年後に現れる彗星。中には私たちが生きている間には2度と会えない彗星もいます。
みなさんも彗星を見れるチャンスが有れば是非見てあげてくださいね😊