子供にもわかりやすい宇宙や星についてのお話

なるべく簡単にわかりやすく宇宙や星について紹介していくブログです。

金星ってどんな星?

太陽系で太陽から2番目に近い星、そして私達の地球のお隣の星、金星

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金星は英語名でビーナスと呼ばれ、美と愛の女神ビーナスから由来されているとされています。

 

皆さんは明けの明星(あけのみょうじょう)という言葉を聞いたことがありますか?

これは金星の事です。明けの明星とは、夜明け前に東の空にひときわ明るく見える金星の呼び名です。

 

金星の大きさは直径訳12,104キロ。水星、火星に次いで太陽系で3番目に小さな惑星です。実は地球の約0.95倍の直径で地球より少しだけ小さいくらいです。

 

大きさや平均密度が地球と似ていることもあり地球との姉妹星と呼ばれることもあります。

ただ、金星と地球が最接近した時の距離は4200万キロあり、光の速さで2.5分かかるくらいは離れています。

宇宙広過ぎ😅

 

金星は大地があり大気もある地球型惑星です。

ただし金星の大気は殆どが二酸化炭素

硫酸の雨側降り注ぎます☔️

そんな大気のため温暖化により気温は500度近くあります。

 

さらに地表面の気圧はなんと90気圧‼️

地球の90倍で、海底900メートルにいるくらいの圧力を受けます。

金星の大地に立った瞬間ペシャンコです😱

 

そして金星には、スーパーローテーションと呼ばれる金星の自転より遥かに早い風が吹き荒れています。

その速さ秒速100メートル。時速360キロという凄い風が吹いています。

金星の自転の60倍の速さになります。

地球の最大級の台風でも秒速50メートルなので、本当に凄い風です。

 

何故自転よりも遥かに早い風が星全体に吹き荒れているのかは長い間謎に包まれていましたが、最近になり、太陽光による熱が生む周期的な波であることを探査機「あかつき」で解明した、と宇宙航空研究開発機構JAXA)などの研究グループなどが発表しました。

 

地球と姉妹星と言われても、実際はかけ離れた環境の星、金星

 

人類の進歩により宇宙の謎が少しづつでもわかってくるのはワクワクしますね😆