子供にもわかりやすい宇宙や星についてのお話

なるべく簡単にわかりやすく宇宙や星について紹介していくブログです。

木星ってどんな星?

しましま模様の巨大な惑星、木星

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木星は太陽から5番目を回っている惑星で、太陽系の惑星のなかで質量も大きさも1番大きい惑星です。

英名でジュピター

由来はローマ神話の天空神ユーピテル(ギリシア神話の天空神ゼウスに相当)からきています。

 

太陽からの平均距離は、7億7,830万キロ

スペースシャトルで地球から木星まで向かうと約2年半かかります。

 

直径は142,984キロ

地球の約11倍にもなります。

質量は地球の約318倍

体積は地球の約1300倍

重力は地球の2.3倍

とにかく地球と比べるとデカい‼️

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木星の衛星の総数は2019年までに79個発見されています‼️

エウロパやイオと言った有名な衛星がありますね😊

 

木星約12年で太陽のまわりを一周します。

自転周期は約10時間

1日が10時間で終わってしまう😅

デカいくせに結構早く回転していますね。

 

自転軸も3度くらいしか傾いていないので、木製には季節変化はほぼ無いと考えられています。

 

次に木星の構造ですが、中心にケイ素などの岩石が高密度で固まったがあり、そのまわりを液状の金属水素が覆い、その外部を分子状の水素を中心とした層が取り囲んでいるものと考えられています。

この構造は外見上からの想像であり、今の科学でも確証まで至っていません。

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木星のしましま模様

木星の表面は、アンモニアなどでできた雲で覆われています。木星を見るときに見えるしま模様はこの雲が作り出した模様です。

 木星は約10時間で一回転という速いスピードで自転しているので東西方向に強い力が生じ、東西方向に流れる風が発達します。この方向に雲が並ぶため、しま模様になります。

 

木星の特徴の1つ大赤斑(だいせきはん)

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目玉みたいですね😅

大赤斑は巨大な大気の渦巻きで、木星の内部からの上昇気流によって大気が持ち上がり、これが木星の速い自転によって生じる強い力によって渦巻き

となっていると考えられています。

大赤斑の上空の大気は1300℃以上の高温になっていると判明しました。

 

この大赤斑ですが、

実はあと数十年で消えてしまうと言われています😭

1979年にボイジャー探査機が木星を訪れたとき、大赤斑は長径2万3000km以上の大きさがありました。ハッブル宇宙望遠鏡の観測から、1995年には約2万1000km、2009年には1万7900km、2014年には1万6500kmになっていることが分かりました。

年々小さくなってきています。

 

遠い遠い惑星でも私たちの知らない所で日々、変化が起こっているんですね😊