子供にもわかりやすい宇宙や星についてのお話

なるべく簡単にわかりやすく宇宙や星について紹介していくブログです。

土星ってどんな星?

ドーナツのような輪っかで有名な土星

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土星はその特徴的な形で沢山の人から愛されている惑星です😊

太陽から6番目にあり、太陽系の中では木星に次いで2番目に大きな惑星です。

 

英名ではサターン

ローマ神話の農耕の神サートゥルヌスに由来すると言われています。

 

地球から土星までは14億キロあります😅

光の速さで約80分かかります。

スペースシャトルだと7、8年はかかります。

光の速さって本当に凄い速さですね😆

 

土星の直径は120,536キロ

地球の約9.4倍あります。

体積は地球の約755倍

質量は地球の約95.16倍

あれ?体積に比べて質量はだいぶ倍率が少なめですね🤨

そう、土星は大きさに比べてめちゃくちゃ軽いんです!

それ故に土星は水に浮かぶ惑星と言われています!

土星の平均密度は水の0.7倍。水より軽いんです。
 輪っかをのぞいた土星本体の大きさは、太陽系の惑星の中では木星に次ぐ大きさです。また、その質量も木星に次いでいますが、大きさと質量の割合は木星よりずっと軽く、平均密度も木星では水の1.3倍なのに、それより小さくなっています。
 こんなに平均密度が小さいのは、土星の中身がほとんど水素やヘリウムといった軽い元素だからと言われています😉

まあ、土星を浮かせるほどデカイプールを用意しないと実験できませんけどね😅

 

土星の公転周期は29.458年

約30年で太陽のまわりを一周します。

自転周期は約10時間40分

結構早く回転してますね。

 

土星の構造は鉄やニッケル、シリコンと酸素化合物の岩石が集まっている中心核があり、そのまわりを金属水素とヘリウムに覆われていて、さらにそのまわりを液体の水素とヘリウムが覆っていると考えられています。

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土星の衛星は2019年までに82個発見されています。その中でもタイタンと呼ばれる衛星には生命がいるのではと研究がされていますが、まだ確証は出てきていません。

 

土星の輪

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土星の象徴とも言える輪っかですが、その正体は

95%以上が水でできた氷の集合体です‼️残りはは塵など。

土星の輪は、複数の輪が幾重にも並んで形成されています。輪の幅は、100kmから数万kmとさまざまです。

輪の厚みは、なんと数十~数百メートルほどしかありません。

今までの数値の規模から言って本当に薄っぺらいです😅

 

こんな不思議な土星の輪ですがNASA無人土星探査機カッシーニの調査により、輪はあと1億年で消失してしまうと発表がありました。

土星本体の重力によって輪を構成している物質が土星に落ちてなくなってしまうからとの事です。

 

1億年とはまだまだ先の話に感じますが、宇宙の歴史からすれば一瞬の出来事です。

みなさんも天体望遠鏡で、地球から土星の輪っかを見てみてくださいね😊