天王星ってどんな星?
太陽から7番目の惑星、天王星
天王星は英名でウラヌス
ギリシア神話に登場する全宇宙を最初に統べた神々の王、天空神ウーラノスからきています。
天王星の直径は51,118キロ
太陽系の惑星の中で木星、土星に次ぎ3番目に大きい惑星です。地球の約4倍です。
質量は地球の約14.5倍
太陽からの平均距離は28億7,503万キロ
光の速さで2時間半くらいかかります😅
太陽からめちゃくちゃ離れていることもあり、天王星の平均気温はマイナス200度にもなります。
天王星は太陽のまわりを約84年かけて一周します。
人の一生くらいかけて一周してるんですね🤨
自転周期は約17時間で一回転しています。
ここで天王星の面白い特徴の1つ
天王星は自転軸が98度傾いています!
クルクル回されて焼かれてるモンハンのお肉🍖のように回転しています😆
ゴロゴロ転がりながら太陽を回っているんですね。
なぜこのように横倒しになっているのかは未だ解明されていません。
過去に大きな天体が天王星に衝突して、その衝撃で横倒しにになってしまったのではないかと推測されています。
次に天王星の構造についてです。
中心に岩石、氷、鉄やニッケルなどの合金でできた核
その核のまわりを水、メタン、アンモニアなどの氷でできたマントルの層が包んでいます。
さらにその層のまわりをヘリウムとメタンを含むガスの層が包んでいるとされています。
メタンが赤い光を吸収して、天王星は青みがかって見えます。
なんと天王星には11本の輪が確認されています。
土星みたいですね😊
ただ、その輪のどれもが細くて非常に暗いため、普通の天体望遠鏡で観測することは難しいです😭
天王星には現在までに、27個の衛星が発見されています。そのなかで、アリエル、ウンブリエル、タイタニア、オベロン、ミランダと名付けられた5つの衛星を「五大衛星」と呼んでいます。
現在までに天王星を近接して探査したのは1986年のボイジャー2号のみです。
ボイジャー2号は天王星の衛星、冷たい大気、天王星の環などを研究し、今まで知られていなかった衛星や2つの輪などを発見しました。
世界で新たな天王星の探査計画も提案されていますが、まだ実行されたミッションはありません。
天王星が遠すぎるんですかね😅
28億キロの彼方で今現在もコロコロころがっている天王星。本当に宇宙は果てしないですね😆