子供にもわかりやすい宇宙や星についてのお話

なるべく簡単にわかりやすく宇宙や星について紹介していくブログです。

海王星ってどんな星?

太陽系で太陽から1番外側を回っている惑星、

海王星

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ってドラゴンボールかい‼️

 

 

こちらが本当の海王星です😆

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英名はネプチューン

ローマ神話における海神ネプトゥーヌス

にちなんで名付けられています。

 

海王星の直径は49,528キロ地球の約3.9倍

質量は地球の約17

体積は地球の約57倍

 

大きさは、木星土星天王星海王星>地球>金星>火星>水星

太陽系で4番目に大きい惑星です。

 


太陽から海王星までのの平均距離は45億445万キロ

光の速さで4時間ちょっとかかります。

現在まで海王星を探査した探査機は1989年8月25日に海王星に接近したボイジャー2号だけですが、地球から海王星まで12年かかっています。

 

海王星の公転周期は164.774年

約165年かけて太陽のまわりを一周します。

自転周期は0.671日です。

 

海王星は太陽から約45億キロも離れているため、表面温度はマイナス220度近くまでさがります‼️

極寒の世界ですね😅

 

海王星の構造は中心に岩石や氷、鉄とニッケルなどの合金でできた核

そのまわりを水やメタン、アンモニアなどの氷でできた層が包んでいます。

さらにその層のまわりをヘリウムやメタンを含んだ水素ガスの層が包んでいると考えられています。

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海王星木星や黒天王星と同じようなガス惑星です。

構成している成分が天王星に似ていますが、天王星よりも青みが強くコバルトブルーに見える原因として未知の物質によるものではないか

という説があります😅まだ謎が多い惑星ですね。

 

ボイジャー2号海王星を探査した時に表面に大暗斑(だいあんはん)と呼ばれる黒い大きな斑点模様が発見されました。

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木星大赤斑に似たもので、大気中の巨大な渦だと考えられています。

また大暗斑のまわりには、メタンが凍ったものだと考えられている白い雲が見られます。

 

海王星の表面には東西方向に秒速400mもの強風が吹いており、強風に流される雲も確認されてスクーターと呼ばれています。

 

ボイジャー2号が1989年に大暗斑を発見したとき、

海王星の南半球にありましたが、ハッブル宇宙望遠鏡によって1994年に観測したところ、大暗斑は消滅してしまっていました。

 

実は海王星にも土星のような輪っかがあります。

これもボイジャー2号によって発見されました。輪っかは4本発見されていますが、どれも非常に細くて途切れてしまっている部分もあります😭

 

ボイジャー2号により海王星の謎がほんの少し解けましたがまだまだ謎多き星です。

海王星を探索する新たな探査機ができれば更に謎が解けるかもしれませんね😆